ブログその26~伸びる子の特徴(2)
写真は昨日の板書です。後半の授業のせいか字が雑…。
戒めのごとくですね。
さて、本日は…お休みじゃあありません…
朝からイベントがありあと1時間くらいで出社…さすがに眠い。
では本日のテーマですが
【できる子ほど質問を(やたらめったら)しない】です。
「そんなの当たり前じゃないか?」
「勉強が出来るのだから質問する必要がないんだ❗」
こういった意見あると思います。
そんなことなくって
できる子だって質問に来ます。ただ質問に来るまでの過程と
質問の仕方が、ちょっと異なります。
出来ない(と言い切るのは多少語弊があるのでしょうが、今回は便宜上)子は
問題をいきなり解く
↓
解けない
↓
即質問
出来る子は
ノートやテキストのまとめのページを軽く目を通す
↓
問題を解く
↓
解けないなら数分悩む
↓
それでも解けないので解説を読む
↓
じっくり解説を読む…(1)
↓
解説を見ながらその解説通りに解いてみる
↓
どうしてそのように解くのか考える…(2)
↓
納得したら解説のページを閉じて、ノートの別の箇所にもう一度
自分の力のみで解く…(3)
↓
解けるようになったら一応大丈夫。数日後もう一回解いて出来ればまぁ良いでしょう。
そこで解けないなら質問…(4)
比較終了。
わかっていただけたでしょうか?
質問するにしても
頭をどこまで使ったか?で大きな差が出ます。
出来ない子は
どの箇所が理解できていないかすらわかっていない。
そもそも問題文の意味すらわかっていないのかも知れないし
それこそゼロから説明する必要に迫られる。
一方、出来る子は質問するにしても
ずいぶんと頭を使った状態で来るから
質問がピンポイント。
「解説のここまではわかるんですけど、この部分がわからないんです」
のような言い方で
上記の(1)~(4)のタイミングのどこかできっと質問に来るでしょう。
質問という点にフォーカスしてみましたが
結局勉強の仕方に繋がるのかも知れません。
数学の解説って分かりやすくしようとすればするほど
字数が多くなります。
だからといってそれを読まないのでは、成長のスピードは一気に遅くなる。
それを読むだけではなく、解説に沿って自分の手を動かす。
動かしながら悩みまくる。
こういった頭の使い方で
定着が図られ
少しずつ応用力がつき
何より
文章読解力が高まる。
良いことづくめですよね?
まぁ、時間と根気が必要ですが…。
最後に
勘違いしないでほしいのは
質問するのは良いことなんです。
質問してくれる時点で承認や称賛してあげてほしいということです。
ただ、より効果の出る質問の仕方ということで
とらえていただけると嬉しいです。