Gudemaのりらのブログ

教育に関して思うこと

ブログその36~自分のためだけではなく

こんにちは。

今日の写真は、札幌の有名店「彩味」の味噌チャーシューです。

行列必至ですが、旨いですよ。


さて、昨日の続きになります。

受験生ともなると、受験が目前だからみんな頑張れるものです…と言いたいですが

そうでないことも少なくない。


大学受験であれば

年齢的にも、落ち着いてきており、この受験が自分の人生に影響を及ぼすものであるから

という、冷静な判断ができ、きっと自分の意思のみでも頑張れます。


ただ、高校受験だと

北海道では、倍率がそこまで高すぎないことと

私立に行くという選択肢も普通にあるので

(北海道は、基本公立最優先の思考です。一部例外もありますが、優秀な子は公立高校のレベルの高いところに行くのが普通。無論、私立高校でレベルの高いところもあってそこに進学する優秀な子も増えては来ましたが、公立優先主義は根強いです。

どちらかというと、私立は公立を落ちたからいく、もともとその私立に是非いきたかった、或いは公立を受けるレベルになくその私立にしかいけないというのが、北海道の私立のざっくりとしたものですが実情だと思います。)

そこまで本気になれない。

落ちて私立にいくのも普通にありかな?(落ちる=悪ではないですし、私立だから悪いわけでは…全然無いです。)って思っている子も多く

また、まだ精神的にも未熟であり(まだ15歳ですから…)誘惑に負けることも頻繁でしょう。


何か話がそれまくってますね。

高校受験では、「貴方の将来のことなんだから頑張りなさい‼️」がいまいちピンと来ない子も少なくないです。


では、そんな生徒にどうやって頑張ってもらうか?


人間は

「自分のためであるからこそ頑張れる」という面と

「自分のためであるからこそ、手を抜ける」という両面があると私は思います。


後者は、「結果が悪くても、どうせ自分のせいだし、自分の人生だし…」という理屈が、まかり通りますよね?

こう開き直られると、「貴方の将来を考えて…」というのは、心に届きにくくなります。

(もちろん、自分のためであるからこそ頑張るというのが大前提というか当たり前ですが、難し目のお年頃ですからね)


一方、人間は

「人のためにこそ頑張れる」という側面もあります。

これはきっと、人間の欲求の最大で本質であろう「承認欲求」が満たされるからだと思います。


この受験を通して

両親や祖父母といった家族

学校の先生や習い事等でお世話になっている方々や友人等々…


どれだけの方々の希望や願いを背負い、それに応えようとしていくか。

これって大きなエネルギーになると思うんです。


これもかえって重荷になるといった面もあるので、マイナス面もあるのは事実なんですが…。


自分のため

だけではなく

周りの方のため、周りの方への感謝のため


という両方向の目的があった方が断然強いです。


ですから、普段から周囲への感謝の気持ち絶やさないようにしたいですね。

感謝できる人間であること大切です。


もちろん、親の希望を押し付けてはいけない。

親のではなく子供の人生なのだから。

でも、親としての希望を伝えるのは大切でしょう。

親の希望を叶えるため(だけだと困りますが)に頑張るというのだって、物凄くエネルギーになりますよね。


その期待や想いにつぶされそうなときには

その荷を一度下ろしてあげればいいだけ。

「あなたはここまで本当に頑張った。その頑張りで…もう合格だよ。

落ちたって良いじゃないか。ここまで頑張っていた姿、本当に立派だよ。」


落ち着きを取り戻し、また一歩先へ進めますよ。きっと。



受験って一般的には個人戦と思われがちですが…(まぁ個人戦ですがね)

周りの気持ちを背負って、周りの人が見守って…という意味では、団体戦の側面もあります。


ドラゴンボールの主人公、孫悟空の必殺技「元気玉」のごとく

みんなの元気、エネルギーを少しずつ頂いて、受験というものにぶちかましちゃいましょう(^-^)

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