ブログその57~いよいよ明日から勝負の3学期
こんにちは。
今は札幌駅で帰りの特急を待っています。(ロッテリアにて)
荷物が重かったのか、1時間くらい前から背中が痛い…
今日の写真は、札幌にある無化調の魚醤ラーメン。
最近はこういうのが実にうまい。
さてさてここ2日が愚痴ブログになっており
全くもって教育ブログの欠片もないので今日はリハビリも兼ねて少々教育内容にて
さて北海道の公立高校受験生は
あと1ヶ月半で本番を迎えます。
おそらく今日の時点で、中学校に願書を出して
倍率や自分の仕上がりを見ながら、そのまま行くか志望校を変えるか?
人それぞれ、生徒さんそれぞれ、各ご家庭それぞれです。
我々も(私は今年は受験生を直接担当していないので、そこまで大変では無いですが)
ここからの時期は、ご家庭からの電話、生徒様の精神状態に敏感になり、
ある意味、労働時間もお休みも返上で高校入試まで突っ走ります。
(昨年の私がそんな状況でした)
そもそも受験について
色々と思うところはありますし、皆様も思うところはあるでしょう。
また、私に仕事の存在意義のある一面からしても
受かってなんぼ、合格してなんぼ、勝ち残ってなんぼ。
落ちたら無意味、論外、存在価値なし(勿論私共講師側がですよ)なんて考え方だってありますよね?
でも、私はね
所詮は受験って最終的には思う。
多分暴論になるでしょうが…
「高校受験なんて、この4月からの3年間、勉強や部活や、青春といったものをどの場所で頑張るかを決める程度のもの。」
「そりゃ第1志望校にいって欲しいと思っているのは間違いない事実」
「でも、倍率がある以上、受かる人も居れば、残念ながら落ちる人もいる」
「多数の合格者の影には、必ず不合格者だっている」
「不合格者のお陰でとまでは言わないけど、不合格者がいるからこそ合格者がいるっていうことは理解しておかなきゃいけない」
「全員が合格して欲しいけど、残念なケースだって、考えておかなきゃいけない」
「そもそも、落ちたら人生終わるのか?」
「不合格者は人間失格なのか?」
「断じてそんなことはないはずだ。この受験を通じて、みんなは様々な点で成長しているし、大人にもなった」
「それを不合格っていうだけで、全否定するのか?」
「もともと実力不足だったのかもしれない」
「勉強を始めるのが遅かったのかもしれない」
「誘惑に負けまくったのかもしれない」
「動機がしっかりしたものじゃなかったのかもしれない」
「言い訳と言ってしまえばそれまでだけど
それはあなたがこれから成長するべき点じゃあないのかい?」
「高校入試で仮に失敗したとするならば
大学入試で挽回すれば良いだけじゃないのかい?」
「大学入試で失敗したとするならば
許されるのならば、一年浪人して挽回すれば良いだけじゃない?」
「そんなに君の人生は短いのかい?」
「何らかの事情があり、最後の受験なら、仕方がないし理解もできるけど…」
「一度の失敗くらい、この国は許容してくれるよ。こと受験に関してならね」
「むしろ、あなたが常に一発で合格してどんどん上に上がっていって
強くない人のことをなにも考えられなくなる方が私は嫌だな」
「成功した人は、必ずといって良いほど努力をしているけど
努力したから必ず確実に結果が伴う訳じゃない。
悪いけど、勉強は結果が出やすい方から数えた方が断然早い。」
「大人の社会は、むしろ結果がでないことの方が多い。
結果が出たときだって、その原因がはっきりとはしないことの方が多い。」
「今頑張っていることは称賛に値するが
それをもって必ず結果が伴うとは言えない」
「だから、結果の良し悪しで
自分の人生を否定しないで。努力を否定しないで。」
「貴重な経験をできたってどれだけ短期間で思えるかが大切」
長くなりました。
不合格だったときの言い訳なのかもしれません。
でも、偽りのない本心。
ご来訪ありがとうございました。