Gudemaのりらのブログ

教育に関して思うこと

ブログその8

途中計算式をなるべく書かない?

世の中に逆行しているでしょうか?

愚かなこと言ってます?


いきなり結論だけをかいつまんで考えると、愚か極まりないですよね。


じゃ段階を踏んで。

ケアレスミスの中でもよくあるのが

⚫自分の字を読み間違える(0と6とかですね)

⚫字を書き間違える(これも0と6とか)


それを防げばミスの確率は確かに減少します。


じゃあどうやって防ぐか?


丁寧に途中計算を書く?


最初はそれもいいでしょう。

ただ、丁寧に途中計算を書く目的はミスを減らすのが主目的ではなく(ひいてはミスが減るのですが、それは副産物でしかなく…)

自分がどこで間違うのかの確認とちゃんと計算ルール通りにできているかの確認が主目的です。


慣れてきたら徐々に途中式を省いていく。

なるべく頭の中で計算するようにする。

これって結構大変なんですが、その過程で2つの利点が産まれます。


1~計算を暗記し始める。小学生の円の円周の長さや面積の計算…暗記しませんでした?えっ、いちいち計算?時間もったいなくないですか?

2~計算を工夫して行おうとする。例えば15×99って1500-15で求めますよね?


言われたから、説明されたから工夫しようじゃなくって、どうすれば楽に出来るか?

日本って「楽すること=悪」みたいな風潮があるとも思うのですが

数学なんて合理化の極みですよね?だから楽するというよりは如何に合理的に行えるかを追求した方がいいと思うのです。


すべての計算を暗算する必要は無いですが

計算には絶対的なスピードが必要です。

そういう意味では公文式は本当に素晴らしいです。(子供の頃私も公文っ子でした)

もちろん文章を読みにくくなるとかの弱点も無きにしもあらずです。

※今の公文式は変わっているかも知れませんので、あくまで私自身、ならびに教え子を見ての感想です。

計算力向上には最適とも思います。

ちなみに、私は100マス計算はちょっと苦手です。私が解くなら、工夫して楽しちゃうので、私には効果が薄そう…。


閑話休題。

なるべく途中計算式を書かないようにすれば

スピード向上

書き間違いが減少(そもそもあまり書かないのだから)

読み間違いも減少(そもそもあまり書かないのだから)


そして暗算が増えれば…

ミスはしない。

計算は究極暗記です。

すべてとは言いませんがよく出てくる加法減法乗法除法をどれだけ暗記してるかで

スピード、正確性が格段に変わってきます。


計算力が無いうちに応用やったって効果はほぼ無い。

物量作戦大歓迎ですが、やみくもにやることの無いように。

やみくもは、子供が不幸になっちゃいます。


今日はここまで。

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